2012年10月30日火曜日

Pythonでxls(xlsx)ファイルを開いてデータ取得

Pythonでxls(xlsx)ファイルを開くにはxlrdというライブラリを使えばおk。

Ubuntuであれば sudo aptitude install python-xlrd で入ります。
ただUbuntu12.04だとバージョンが古く(0.6らしい)、これだとxlsxが開けません。

xlsxも開きたければ、PyPIから最新版を持ってくる必要があります。
 http://pypi.python.org/pypi/xlrd
ここからダウンロードしたファイルを展開して、できたディレクトリの中で、sudo python setup.py install でおk。

↓みたいな感じでいけます。日本語(UTF-8)も普通に通る。

#!/usr/bin/env python
# -*- coding: utf-8 -*-

import xlrd
book = xlrd.open_workbook(u"/home/tani/ああああ.xlsm")
print "The number of worksheets is", book.nsheets
print "First Worksheet name:", unicode(book.sheet_by_index(0).name)
sh = book.sheet_by_index(0)
print "Cell C6 is", unicode(sh.cell_value(rowx=5, colx=2))

2012年10月1日月曜日

LibO Calcで数字の前の'(シングルクオーテーション)を削除

Calcで数字の前に「'」がくっついて文字列になってしまった後、「'」だけを削除する方法。ぐぐったら外人さんが以下の方法書いてました。

検索と置換で、正規表現を有効にして、検索テキストに「^.」、置換テキストに「&」を入れて「すべて置換」でおk

実際に試してみると、たしかに動きます。なんでこれで動くのかさっぱりわかりませんが。。。
イザとなったらマクロでもつくろうかと思ってましたが、マクロで作るにしても置換機能のAPI使ったほうが早そうです。

追記:
↑と同じ動作を行うマクロ

Sub CleanCell
    oSelection = ThisComponent.getCurrentController().getSelection()
    If oSelection.supportsService("com.sun.star.sheet.SheetCellRange") = False Then
        Exit Sub
    End If
   
    oRD = oSelection.createReplaceDescriptor()
    oRD.SearchString = "^."
    oRD.ReplaceString = "&"
    oRD.SearchRegularExpression = True
    oSelection.replaceAll(oRD)
End Sub

2012年9月24日月曜日

LibO Calcでモードレスダイアログ(なんちゃって)

ダイアログ作成画面で作ったダイアログを、モードレスダイアログっぽく使うなんちゃってコード。
(本格的に、ダイアログを動的に生成するコードをゴリゴリ書くと、モードレスダイアログも普通にできるらしいけど、ちょっと面倒なので。)

Dim ContinuFlg As Boolean

Sub Main
  DialogLibraries.LoadLibrary("Standard")
  oDialog = CreateUnoDialog(DialogLibraries.Standard.Dialog1)
  oDialog.setVisible(true)
 
  ContinuFlg = true
  While ContinuFlg
    wait(1000)
  Wend
 
  oDialog.dispose()
End Sub

Sub SetValue(ev)
  oSelect = ThisComponent.getCurrentController().getSelection()
  oSelect.setString(ev.ActionCommand)
End Sub

Sub DialogClose(ev)
  ContinuFlg = false
End Sub



んで、↑みたいなダイアログを用意して、ListBoxのイベントの実行時に「SetValue」、閉じるボタンのイベントの実行時に「DialogClose」を設定するとおk。リストのアイテムを選んでダブルクリックしたりすると、モードレスっぽい動作で、選択中のセルに選択した文字列が入力されます。
ダイアログをexecuteせずに、無限ループで待機状態にするのがポイント。閉じるボタンを作って
無限ループを終了させる必要があります。なにこの裏技っぽいの。

2012年5月1日火曜日

LibreOfficeのパッチ作成

LibreOfficeのpatch作成を妄想中。

手順としては、例えばLibO3.5.1と3.5.2のmsiを展開し、中のファイル群に対して、バイナリ差分を作成し、出来たpatch群をLibO3.5.1のmsiにあてると、LibO3.5.2のmsiに変身するって感じ。
(最初は、Program Files以下のインストール済みのファイルとかに対してpatch当てるのを妄想してたけど、レジストリとかOS周りの設定類がめんどくさそうなので、インストーラーに対してpatch当てる方針で。)

ツールはBSD由来のbsdiff(bspatch)というやつを使う予定。(最初はGPLのxdeltaってのを使おうかと思ってたけど、圧縮率がbsdiffのほうが良さそうなので。)

2012年3月23日金曜日

ooo basic (libreoffice basic) でbitmap画像作成



以下みたいな感じで256 * 256ピクセルのbitmap画像が作成できた。
内容は泥臭いバイナリ処理だけど、RGBデータの配列とかあるなら、Drawのマクロとか使うよりスマートかも。

Dim ci As Integer, cl As Long
sImagePath = "C:\Documents and Settings\ttani\My Documents\test2.bmp"

Open sImagePath For Binary As 1
   
Put 1, 1, "BM"
cl = 54 + 256 * 256 * 3 : Put 1, 3, cl
  ci = 0 : Put 1, 7, ci
  ci = 0 : Put 1, 9, ci
  cl = 54 : Put 1, 11, cl
 
  cl = 40 : Put 1, 15, cl
  cl = 256 : Put 1, 19, cl
  cl = 256 : Put 1, 23, cl
  ci = 1 : Put 1, 27, ci
  ci = 24 : Put 1, 29, ci
  cl = 0 : Put 1, 31, cl
  cl = 0 : Put 1, 35, cl
  cl = 0 : Put 1, 39, cl
  cl = 0 : Put 1, 43, cl
  cl = 0 : Put 1, 47, cl
  cl = 0 : Put 1, 51, cl

Dim aData(256 * 256 * 3) As Byte
Dim counter As Long

For i = 0 To 255
For j = 0 To 255
aData(counter) = i
counter = counter + 1
aData(counter) = j
counter = counter + 1
aData(counter) = 255
counter = counter + 1
Next j
Next i
 
For i = 0 To Ubound(aData()) - 1
ci = aData(i) : Put 1, 55 + i, ci
Next i
Close 1

2012年2月16日木曜日

OOo, LibreOffice, SymphonyのPPTファイル読み込み速度

ちょっと大きいpptファイル(8MBでスライド数500くらい)をPowerPoint2003で作成し、OOo3.2.1, OOo3.3.0, LibreOffice3.5.0, Lotus Symphony3.0.1それぞれで、読み込むのにどれくらい時間がかかるか試してみた。
ちなみにOOo3.2.1だけインスコするモジュールを減らしたりした、カスタマイズ版。

pptファイルの作りとか実行環境にもよるかもしれないけど、とりあえず手元で作成したサンプルのpptファイルを標準のLet's noteで開いた場合、処理時間は、Symphony>LibreOffice3.5>OOo3.3>OOo3.2.1(改)になった。(つまりOOo3.2.1(改)が一番優秀。カスタマイズしたのが効いてるのかも)

まぁどれも1分以上かかってるので、PowerPointには負けてるんだけど(PowerPointは正確に測ってないけど30秒くらいで開く)、OOo系の姉妹品みたいな奴らの中でも、有意な差がでたのが面白かったので、メモ。

2012年1月17日火曜日

VB(VisualStudio2010Pro)でファイルのタイムスタンプ更新

Windows XPで、ファイルの作成日時、更新日時、アクセス日時をコマンドラインで変更する方法をアレコレ調べたけど、なんか厳しそうなので、いっそオレオレツールでもつくるか、と思ってVisualStudio立ち上げてみたのでメモ。
以下みたいな感じで3行でいけた。

System.IO.File.SetCreationTime(sFilePath, dDate)
System.IO.File.SetLastAcccessTime(sFilePath, dDate)
System.IO.File.SetLastWriteTime(sFilePath, dDate)

ちなみにPowerShellいれたら(Windows7だったら)、こんなん作らなくても、コマンドでさくっといけるっぽい。

2012年1月10日火曜日

VBAのApplication.FileSearchの高度なオプション

Excel 2003 VBAでApplication.filesearch使ってて、最終更新日が、ある日付以降のファイルだけ抽出したいな、と思ったので試行錯誤。とりあえず適当にググると以下のページ発見。

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa191056(v=office.10).aspx

欲しかったのは、日付と日付に挟まれたのじゃなくて、ある日付から現在までのものだけど、これと大体おんなじようにやればいけるかな、と、目処がたったので、さらにググると以下発見。

http://msdn.microsoft.com/fr-fr/library/microsoft.office.core.filesearch.lastmodified(v=office.11).aspx
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/microsoft.office.core.msocondition(v=Office.11).aspx

んで多分、↓みたいな感じでいけるかな、と思ったら、さっぱり動かない。
Call Application.FileSearch.PropertyTests.Add("Last Modified", msoConditionOnOrAfter, "4/1/09")

アレコレ試して、日本語環境だと以下が正解だとわかった。
Call Application.FileSearch.PropertyTests.Add("最終更新日", msoConditionOnOrAfter, "2009/4/1")

日本語環境ではプロパティの設定が変わるってのはありがちな話だけど、まさかメソッドに日本語いれなあかんとは盲点だったので、メモ。

ただ、そもそもExcel 2010だとこの方法使えないので、どーすっかなー。。。